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ありの「スポーツどうなん?」

第61回 スポーツを通じた共生社会の実現に向けて
「2つの小学生大会がもたらすもの」

 

北九州市障害者スポーツセンター
アレアス 所 長 有延 忠剛

 

 遂に2020年がやってきた。
 パラリンピック種目である車いすバスケットボール。その国際大会である「北九州チャンピオンズカップ」も、前回に比べ入場者が3千人以上も増加するなど盛り上がりを見せているが、その中で今、「北九州市小学生車いすバスケットボール大会」が関係者から注目されている。
 元々、北九州チャンピオンズカップ然り、国際的なスポーツ大会に、小中学生を観戦のために動員することや、大会に参加する選手たちが小中学校を訪問し、児童生徒と交流することは珍しいことではなかった。だが、大会となると話は別。というよりもそのような発想自体がなかった。
 そのような中「国際大会を継続するに当たり、大会の価値をさらに高め、北九州で開催する意義をさらに深めるためには?」というテーマに直面した結果、誕生したのが小学生車いすバスケットボール大会であった。

 今でこそ、パラスポーツの体験イベントが全国各地で行われるようになったが、この小学生大会は、競技用車いすを学校へ貸し出し、約5か月にわたり授業等で練習に取り組み、最終的に大会に参加するという5年生対象の取り組みで、言わば「障がい理解への徹底的で壮大な体験プログラム」である。これが14年の歴史を積み重ね、オリンピック・パラリンピックを目前に控える今、多くの関係者から注目を受けるようになってきたのだ。
 取り組んだ児童に、卒業文集の中で「小学校生活一番の思い出」として挙げられるほどの衝撃を与える小学生車いすバスケットボール大会。
 しかし、北九州にはもう一つの小学生大会があるのだ。(つづく)

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