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『視覚障害者等の読み書き支援を考えるシンポジウム』を終えて

福岡県視覚障害者友好協会 高橋朱美

去る12月21日(日曜日)「視覚障害者等の読み書き支援を考えるシンポジウム」が北九州市と北九州市立点字図書館主催でウェルとばた2階の多目的ホールで開催されました。

最初に「障害者差別と読み書き支援」のテーマで千葉県差別禁止条例の作成にかかわってこられた社会福祉法人愛光常務理事の高梨 憲司氏(視覚障害)による基調講演があり、その後、高梨氏をふくめ各専門部門(視覚障害者団体・社会福祉協議会・弁護士・行政)のパネラーから読み書き支援についてのニーズや課題を提示してもらい、ファシリテーターの竹田氏(身体障害者福祉協会)の進行でシンポジウムが進められました。

私は視覚障害当事者のパネラーとして参加しました。

社会の情報の80%は視覚から入手されるといわれています。それで視覚障害者は情報障害者とも言われています。これらを少しでも補うために当事者の知恵と工夫や努力に加え行政・企業・近所づきあいなどで改善してきました。

たとえば保育園や学校とやりとりする連絡帳・多量に持って帰ってくるプリントの処理などを担任の先生と話し合ったり、雨の日や交通量の多い場所への命がけの買い物を援助してもらうために視覚障害者の利用の多い生協に「声のカタログ」を作成してもらい、現在では100名くらいの利用者がいます。そして購入金額も一般の人より1.5倍の購入量だそうです。

また、プライバシーを守るとともに自主的な金銭管理をしたいという強い願いで地域の銀行と話し合い、点字での利用明細や拡大文字の書類などを作成してもらっています。この他にも電気・ガス・水道・電話などの料金の利用明細も点字で送られてきます。郵便局では貯金通帳の利用明細の点字化はもちろん簡保生命の契約内容も点字や拡大文字で送られてきています。

これらに加え、母子手帳の点字版の必要性も国に働きかけ、二十年ほど前にできあがりました。この本冊に加え、北九州市独自の母子手帳も作成してもらいました。

これらにわが子の成長の記録を点字で書き記すスペースもとってもらいました。私が点字の母子手帳を初めて手にしたのは長女が高校生の時でした。

このようにお互いの努力と理解で改善されたものも増えていきました。それでも行政から届く様々な郵便物や地域の回覧板や集合住宅の掲示板に掲載される連絡事項など、ほんの少しの配慮で改善はできそうですが、これらも地域とのかかわりが重要なポイントになりそうです。

また病院での手術や治療上での同意に関する書類への自筆のサインや契約上での自筆のサインにおいては、まだまだ障壁は高そうですが、これらもお互いが歩み寄り理解しあえればより良い改善策が出てきそうです。

当日は、参加された行政や弁護士、社会福祉協議会のパネラーからは、暖かい建設的な意見が多く出ました。

くしくも2016年4月から「障害者差別解消法」が施行されます。その施策の準備をする2015年にこのシンポジウムの読み書き支援の合理的配慮(障害のある人が社会参加をするために必要な配慮)が深められたのは大きな力になるように思います。

今回の「視覚障害者等の読み書き支援シンポジウム」に参加された方々を対象にアンケートを実施しましたので、報告します。

なお、記入漏れの用紙についてもそのまま記載しておりますので、実数が合わないこともご了承ください。

参加人数

54名

アンケート回収枚数

25枚

アンケート回収率

50%

男性

6名

女性

19名

年齢

30代 2名・40代 6名・50代 8名・60代 8名・70代以上 3名

障害の有無

有り 12名(視覚8名、体幹2名、精神1名、その他1名)

無し 16名

【質問1】

今回の読み書き支援シンポジウムの内容はいかがでしたか?

【質問2】

日常生活で文字の読み書きに不自由を感じることがありますか?

ある 13名

ない 14名

【質問3】

どのような場面で不自由を感じますか?

【質問4】

今後、読み書きが不自由になったとき、どうしますか?

【質問5】

もし読み書き支援制度があれば利用しますか?

【質問6】

今後も読み書き支援の取り組みは必要か?

・必要 25名

【質問7】

感想(一部抜粋)

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