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福祉機器展を終えて

九州市身体障害者福祉協会

岩崎 桃果


 今年で第6回目となる「見えない・見えにくい人のための福祉機器展in北九州2019」が、令和元年8月25日(日)、八幡西区黒崎のコムシティ内にある西部障害者福祉会館で開催されました。
 第1回目の福祉機器展は2013年に始まりました。
 元々、西日本総合展示場で高齢・障害の方の介護・福祉に関する福祉機器展は行われていましたが、
見えない・見えにくい方を対象にした、単独の福祉機器展を開催したいという機運が高まり、当事者団体、関係機関・団体、福祉機器取り扱い業者で実行委員会を立ち上げ、スタートしたことがきっかけです。
 福祉機器展は、「機器展示部門」「日常生活関連部門」「セミナー・体験部門」と、3つの部門に分かれています。
 機器展示部門では、視覚を補う機器を取り扱う約20社の業者が毎年出展し、機器の展示・紹介を行っています。

 日常生活関連部門では、100円ショップなどの商品で、視覚に障害のある人が日常生活の中で身近に使っている物や日頃使
っている家電製品を展示したり、日本点字図書館で販売されている商品を取り寄せ、販売したりしています。
 セミナー・体験部門では、歩行訓練士による白杖のフィッティング・相談や視覚に障害のある当事者相談
員による日常生活の困りごとや福祉制度に関する情報提供・相談のほか、IT(インフォメーションテクノロジー)の進歩により開発された、最新機器の体験や盲導犬の歩行体験等のセミナーを行っています。
 福祉機器展当日は、当事者や家族の方は、持ち運びも簡単で自分に合う機器を求めて、見え方の調整がきく、ルーペなどを取り扱っている業者に多く集まり、福祉関係者や教育関係者は文字や線が立体的に印刷される立体イメージプリンターなどに多く集まっていました。

 福祉機器展は視覚に障害のある当事者だけでなく、家族や関係者、ボランティアなど様々な方に足を運んでいただいているイベントだと感じました。
 この機器展は、普段なかなか情報を得ることが難しい、視覚に障害のある人のために行われているイベントだと思っていました。
 しかし、視覚に障害のある方以外の多くの方が会場に訪れて、福祉機器を手に取り、実際に体験している姿を見て、特別誰を対象としているというわけではなく、参加した全ての人にメリットのあるイベントだと思いました。
 来年は、どのような福祉機器展になるのか楽しみです。

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